調剤薬局で採用を担当しているプジキです。
こういった疑問に、ズバっと回答していきたい。
調剤薬局事務の資格を取ろうと思い立ち、通信講座を調べてみると、なんだかたくさんあるので、どれを選択すればよいのか迷いがちです。
自分は、薬局の採用担当という立場上、どの資格をとるために、どんな通信講座(通学講座)があるのか、知らなければいけない。
なぜなら、面接のときにアピールされて分からないと困るから(汗
これ実際に調べてみると、色んなスクールが様々なコースを用意していて、パッと見ただけでは何がなんだか分からない。
なので、講座ごとの違いや、最短・最安で資格をとるためにどの講座がよいのか、この辺りをご紹介します。
- 講座ごとにどのような違いがあるのか
- 最短で資格をとるならこの講座
- 最安で資格をとるならこの講座
さっそくみていきましょう!
も く じ
調剤薬局事務の講座は何が違う?
大きな違いとしては通信講座か通学講座なのか、ですね。
- 通信講座:自宅で受講するタイプ
- 通学講座:学校に通い学ぶタイプ
特徴や費用などをみていこう。
通信講座はスケジュールの調整が難しい人に向いてる
通信講座は自宅のパソコン等で学習するコースです。
なので、普段仕事をしているとか、学校に通っているなど、時間の確保が難しい人むけですね。
決められた時間に授業を受けるのでは無く、自分のタイミングで学ぶことができるのが、通信講座タイプの最強のメリット。
ただ、自分の都合の良いときに受けられるがために、ついつい勉強を先送りできてしまうとう側面もある。
「普段の生活が忙しいから空いた時間を活用したい」、「きちんと勉強するルールを決めて実行できる」、という人には相性の良い方法ですね。
通学講座は時間の確保ができる人に向いてる
通学講座は、実際にスクールへ通う必要がある学習コースです。
決められた時間に学校へ通う必要があるため、その時間を作ることができる人向けですね。
具体的な受講時間はどの通学講座を取るのかによって変わるけれど、例えばこんなコースがある。
| 週2回コース | ■開催日:月・木 または 火・金 ■時間帯: |
|---|---|
| 週1回コース | ■開催日:土 ■時間帯:10:00~16:00 |
| 3日間集中コース | 5時間×3日間 |
受講曜日や時間帯、毎週通うタイプなのか短期集中型なのか、など様々なタイプが準備されているので、あんがい自分の予定に合ったものが見つかる。
通信タイプに比べると講座を受けに行くのがメンドクサイ反面、なかば強制的に学ぶことができるので、割と自分を甘やかしてしまうタイプの人にはおススメ。
どちらの方法が良いの?
あなたの勉強スタイルしだいというのが本音ですね。
受験勉強や過去の学校の定期テストを思い出してください。思い出しつつ、以下に当てはまるか自分を振り返り、向いている方を選びましょう。
(1)通信講座タイプ
・定期的にまとまった時間の確保が難しい
・スケジュールを立ててコツコツ積み上げていくのが得意
・自分のペースで進めるのが好き
(2)通学講座タイプ
・比較的、時間を確保することが可能
・勉強を先送りして試験の直前で焦りだす
・強制してもらったほうが実力を発揮できる
通信と通学を選ぶとき、『どちらの方が合格に有利か?』ということより、『試験を受けるまで継続できそうなのはどちらか?』を目的としたほうが良い。
なぜなら、最終的なゴールは調剤薬局事務の資格をゲットすることですからね。
合格率は通学・通信どちらを選んでも差は無いので、途中で挫折することを防ぐことが第一です。
おすすめの調剤事務の講座は?
次の3つの視点から、おすすめの講座をご紹介する。
- 最短で資格を取れる講座
- もっとも費用が安い講座
- 資格+αを学べ実務に使える講座
調剤事務の資格を3日で取る(最短の講座)
通学することが前提だけど、最短では3日間で薬局事務の資格を取得することが可能。
■費用:38,000円
試験も『勉強した教材を持ち込み可』という大盤ぶるまいなので、87.1%の合格率を誇っているそう。
短期間でギュッと勉強をし、使っていたテキストを持ち込めるんだから、そりゃ合格できそうですよね。落ちた人は、講座中に寝ていたとしか思えない。
最安の講座は受講費用は33,000円
調剤薬局事務の講座は通信・通学ともに3万円台からスタートする。高いと6万円代なんかもある。
そのなかで最安なのがこちら。
公式調剤薬局事務(通信講座)【ヒューマンアカデミー】
(※リンク先の下から2番目)
■費用:33,000円
いちおう最安の講座ではあるが、、正直ほかと比べて「こりゃ安い!」と感動するほどではないですね(汗
もちろん、出費を抑えるにこしたことはないので、費用を優先で考えるならこの講座がよいでしょう。
資格試験以外に実務へ活かせるパソコンスキルを学べる講座
調剤薬局事務として働くうえで、通称『レセコン』と呼ばれるパソコンのシステムを使いこなす必要がある。
レセコンとは、薬局の収入をになう「レセプト」を作成するためのシステムのことを言い、どこの薬局で働くうえでも必須のスキルになる。
このパソコンスキルを、資格の勉強とセットで学んでしまおうというのがこちら。先ほどの最安講座のサイトと同じ。
公式調剤薬局事務+コンピューター講座セット【ヒューマンアカデミー】
(※リンク先の一番下)
■費用:39,000円
薬局に入社した全ての事務さんには、何よりも初めにレセコンを使いこなしてもらうための研修をするので、すでに知識がある状態だと凄く助かる。
(正直、調剤事務として資格をもっているより、レセコンを使える事務さんの方がありがたかったり・・・)
勉強に余裕があるなら、こういった講座も面白いですね。
講座の情報収集は一括請求が楽
自分の希望にそった講座を1つずつ資料請求するのもいいけど、ぶっちゃけめんどくさいので、一括請求が楽です。
上記で紹介してきたサイトの講座は、以下の資料請求サイトからすべて一括で取ることもできるので、上手く活用してみてほしい。
公式調剤薬局事務のスクール・講座|資料の無料請求(Brush Up学び)
まとめ
今回の内容をコンパクトにまとめます。
- 最短:3日間
- 最安:33,000円
- レセコン(薬局のシステム)をセットで学べるのもある
繰り返しですが、最優先すべきは『資格を取得すること』です。それを頭に浮かべつつ、自分にあった講座を選択し、ぜひ資格をゲットしてくださいね( ✧ω✧)
【答え】継続的な勉強
2019年5月に厚労省が出した薬剤師の需要と供給についてのレポートをご存知ですか?
これ簡単に言うと『すでに薬剤師が余り出している』という内容が書いてある。需要を上回る数の薬剤師がいるそうだ。
突然ですが、最近の新卒の採用事情はご存知ですか?
調剤薬局やドラッグストアは、昔はそれこそ薬剤師の資格を持っていれば即採用というぐらい簡単でした。
でも今はちがう。優秀な成績の薬剤師に絞り始めていて、成績が悪い薬剤師は採用しない。
この流れが、じわじわと中途採用にも来ています。なぜそんなこと分かるかというと、これでも薬剤師の採用を担当してますから、動向はチェックしてるのです。
薬剤師が飽和していく未来に対し、すこしでも質を高めて需要の高い人材となるため、ぜひ日々の勉強に役立ててください(و`ω´)و





















