経管投薬の指導にたいして、点数がつきました。算定のポイントは簡易懸濁法の支援になります。
点数・算定要件は?
(新設)
経管投薬支援料 100点
胃瘻若しくは腸瘻による経管投薬又は経鼻経管投薬を行っている患者若しくはその家族等から求めがあった場合であって、処方医に了解を得たとき又は保険医療機関の求めがあった場合に、患者の同意を得た上で、簡易懸濁法による薬剤の服用に関して必要な支援を行った場合に初回に限り算定する。
算定のポイントは?
簡易懸濁法の支援を行った場合に、初めの1回だけ算定できる
算定要件は分かりやすいですね。経管投薬している患者さんに対して、患者さんからの依頼、又は医師からのお願いの上で、簡易懸濁法を支援した場合に初回だけ算定できる。
指導した内容を文書で医師へ連絡する必要性もなりので、単純に指導すればOKという、なんともシンプルな要件。
強いて言うなら、簡易懸濁法をきちんと教えることができるのか、それがハードルですかね。
簡易懸濁法の簡単なまとめ
[jin_icon_info color=”#ffffff” size=”18px”]錠剤やカプセルを、そのままの状態で温湯(約55℃)に入れ、崩壊されて投与する方法。
懸濁させたらしっかりと攪拌させ、全て薬がとけているか確認してから経管投与する。
基本的には上記の方法で簡易懸濁させますけど、錠剤・カプセルの種類によっては、軽く亀裂をいれてから溶解させる場合もあったりと、薬剤によって対応方法を変えねばならない。
この辺りのサイトと、参考書籍を見ながら、指導にあたるのがベターです。
参考PL病院 薬剤部
簡易懸濁法に自信がない方は、上記を参考にしつつ指導するようにしましょう(*꒪꒫꒪)
薬局に関する勉強に便利なサイト
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【答え】継続的な勉強
2019年5月に厚労省が出した薬剤師の需要と供給についてのレポートをご存知ですか?
これ簡単に言うと『すでに薬剤師が余り出している』という内容が書いてある。需要を上回る数の薬剤師がいるそうだ。
突然ですが、最近の新卒の採用事情はご存知ですか?
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でも今はちがう。優秀な成績の薬剤師に絞り始めていて、成績が悪い薬剤師は採用しない。
この流れが、じわじわと中途採用にも来ています。なぜそんなこと分かるかというと、これでも薬剤師の採用を担当してますから、動向はチェックしてるのです。
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