医療従事者

調剤薬局事務の資格は独学で取れる?→可能です【勉強法と本を紹介】

調剤薬局事務_資格_独学

薬局の採用担当、プジキです。薬剤師もやってます。

タマコ
タマコ
 調剤事務の資格を取ろうと思ってるけど、独学で取れるのか知りたい。通信講座だとお金かかりそうで、できれば費用は抑えたい。おすすめの書籍とかあれば知りたい。

結論から言えば、独学での取得は可能ですが、取れる資格は次の2つに限られる。

  • 調剤事務管理士
  • 調剤報酬請求事務専門士

 

どちらの資格を狙ってもOKですが、悩むなら調剤事務管理士が良い。最も昔からあり、有名なんですね。

では、どのようにして試験勉強を進めていけば良いのか。この辺りを解説していきます。

 

この記事の内容
  1. 独学で取得できる調剤事務の資格
  2. 独学で合格するための勉強法・手順
  3. 学習にオススメの本(3つ紹介)

 

 

今回は、私が勤めてる薬局の事務さんで、実際に独学で資格取得した人にインタビューした内容をまとめた。

独学のリアルだったり、実際に勉強へ使用してた本など体験談がベースなので、割と信頼できると思います。

 

調剤薬局事務の資格を独学で取る方法

画面に疑問

 

次の手順で進めます。

資格を独学で取得する手順
  • STEP1
    資格の選択
    まず、どの資格を取るのか決めよう。
  • STEP2
    過去問の入手
    次に、資格試験の過去問題を取りよせよう。
  • STEP3
    試験までの予定
    試験日がいつなのか確認をし、勉強の予定をたてよう。

 

順にみていこう!

まずは取得する資格を決めよう

調剤事務の資格は全部で7種類あるけど、独学で取得可能なのは2つしか無い。

調剤事務に関する資格の一覧
  1. 調剤事務管理士
  2. 調剤報酬請求事務専門士
  3. 調剤報酬請求事務技能認定
  4. 医療保険調剤報酬事務士
  5. 調剤薬局事務検定試験(旧:調剤報酬請求事務技能検定試験)
  6. 調剤薬局事務資格(旧:調剤薬局事務士)
  7. 調剤事務実務士

1つ目の「調剤事務管理士」と、2つ目の「調剤報酬請求事務管理士」が独学で取ることができる。

 

では、他の5つの資格は、なぜ独学がNGなのか。それは、受験資格として「特定の通信(通学)講座を受けなければならない」と決められているからだ。

「受験の資格を問わない」のが先ほどの2つだけなんですよね。

 

どちらの資格を狙っても良いが、迷うなら調剤事務管理士が無難です。なぜなら、薬局事務の資格のなかでは1番歴史が古いし、有名です。

 

しかし調剤事務の資格名、似たような漢字で長い単語だから、区別することや覚えるのが大変だし、何よりも言いにくすぎる(汗

そういう意味で「調剤事務管理士」は短いから、資格をアピールする面接の場でも噛みにくそうなので、ポイント高いですね。

プジキ
プジキ
面接は緊張するので、覚えやすいシンプルなのが◎。「シンプル・イズ・ベスト」ですね!

過去問を取り寄せよう(相手を知る)

つぎに行うのは過去問のチェック。どんな問題なのか知らないと、対策も立てようが無い

これ、調剤事務に関わらず、資格の勉強をしようとするなら絶対に過去問の研究はしなきゃダメ。大学受験とかでも過去問を解きますよね?

 

『調剤事務管理士』も『調剤報酬請求事務専門士』もHPから過去問を請求できるので、取り寄せよう。

公式調剤事務管理士 過去問題集 (※サンプルも見れる)

公式調剤報酬請求事務専門士 過去問題集

 

タマコ
タマコ
問題の中身を少し見ることができるので、雰囲気をつかむ意味でも必ず見ることおススメです!

試験日までの予定を立てよう

過去問をとりよせたら、試験日を確認して勉強の予定を立てていこう。

 

独学で資格を取るためには、それなりの時間が必要です。仮にあなたが、何か仕事をしながら資格の取得を目指すなら、3〜4ヶ月はみておこう。

事務さんに聞いたなかでの最短は『1ヶ月』というツワモノもいたけど、勉強のために毎日かなりの時間を確保していたそうだ。

 

勉強のスケジュールとして、次の流れを参考にしてみてください。

薬局事務の資格取得までの勉強スケジュール

  1. 1か月目:『薬局』について覚える(仕組み、保険制度)
  2. 2カ月目:『調剤報酬』について覚える
  3. 3カ月目:参考書の練習問題、過去問を解く
  4. 4カ月目:①~③を繰り返す(最低3回)
※調剤報酬
:薬局で薬を作るときのサービス料のこと。様々な条件で料金が変わる。

参考書を繰り返して読んで覚えること、実際の問題を何度も解くことで、知識が定着します。

なので・・・めんどくさがらずに、最低3回くりかえしましょう( ✧ω✧)

 

プジキ
プジキ
「参考書はどうするの!?」という疑問は、次で答えていきます~。

 

独学におすすめの参考書3選

教育

 

調剤事務の資格を取るためには、「薬局の仕組み」と「調剤報酬」について学ぶ必要があります。

 

初級編:薬局や調剤報酬、保険制度について学ぶ

まず、薬局がどのような仕組みなのか理解をし、保険の制度や調剤報酬について覚えていきましょう。

初めて勉強する人には、聞きなれない単語が並ぶので、初心者向けの次の本から始めるのが良い。

うちの薬局の事務さん達に聞いたところでは、次の2冊のうちどちらかを使っていた。

 

もしくはコチラ(↓)

 

どちらも、薬局の仕組みや保険制度、調剤報酬について、図解などをつかいながら易しくまとめられている。

練習問題もついているので、どちらか必ず購入しましょう。独学には必須ですね。

 

中級編:より実践てきに調剤報酬を学ぶ

初級編の本をある程度マスターでき、余裕があれば、次の本を覚えておくと心強い。

 

これも基本的な内容ではあるけれど、より実務的な内容をイメージした「土台作り」的な参考書。

初級編のどちらかを勉強してみて、「あれ、ここの意味が分からないぞ?」とつまづく部分がある場合、こちらの中級編を併せて読んでみると理解が深まる。

 

タマコ
タマコ
初級編の本が完ペキに理解できてるなら、中級編は買わなくてOK!上級編、もしくは過去問に進もう!

上級編:ここまでマスターしたらすぐに薬局で働ける

初級編・中級編でも不安だ、もしくは薬局で即戦力として働きたいあなたは、この本までカバーすれば間違いない。

この本は調剤報酬について、特殊なケースなども含め、実際の薬局で応用できるように書かれた参考書です。

Q&A形式で書かれているので、普段の薬局で疑問に思うことに沿った内容で、非常に実用的です。

どれぐらい実用的かというと、薬局で調剤報酬について疑問がでてきたとき、この本を参考にして解決している。もう、どれぐらい読んだのか分からないぐらい読んでます。

 

ここに書かれていることをマスターできたら、知識のレベルとしては実際に働いている薬局事務さんの中でもトップ層に食い込むといっても、言い過ぎで無いですね。

 

プジキ
プジキ
資格をとるために必須の参考書ではないので注意!薬局で実際に働きだしたら、手元にあると安心な1冊です。

無理そうと感じたら通信講座の利用も手

もし、これらの本を読んでみて、「あれ、ちょっと言ってる意味が分からないぞ。。。」な状態になったら、通信講座を利用するという手段が残されている。

独学で勉強するのが難しいからといって、資格の取得まで諦めてしまうのはまだ早い

 

通信講座は独学よりもお金は必要だが、その分しっかりと教え込んでくれる。自分でコツコツ勉強するのが苦手な場合は、誰かにリードして貰えた方が効率は良い。

 

講座によっては、『最短3日』というスピード取得を売りにしている所もあるので、調剤事務についての情報収集もかね、とりあえず無料の資料請求だけ活用するのが賢い。

公式調剤薬局事務のスクール・講座|資料の無料請求(Brush Up学び)

まとめ

最後に、ここまでの内容をコンパクトにまとめます。

調剤事務の資格を独学で取る方法
  • 独学OKの資格は「調剤事務管理士」、「調剤報酬請求事務専門士」
  • 過去問を取り寄せ、試験までの勉強予定(3~4ヶ月)を計画
  • 参考書は最低3回繰り返す
  • 無理そうなら講座利用も検討

調剤薬局事務の資格は、独学での取得は可能です。

しかし、それなりの勉強は必要になるので、上記の方法を参考にしつつ、資格ゲットのために頑張ってください(و`ω´)و

 

【質問】薬剤師としての価値を高めるには?

 

【答え】継続的な勉強

2019年5月に厚労省が出した薬剤師の需要と供給についてのレポートをご存知ですか?

これ簡単に言うと『すでに薬剤師が余り出している』という内容が書いてある。需要を上回る数の薬剤師がいるそうだ。

 

突然ですが、最近の新卒の採用事情はご存知ですか?

調剤薬局やドラッグストアは、昔はそれこそ薬剤師の資格を持っていれば即採用というぐらい簡単でした。

でも今はちがう。優秀な成績の薬剤師に絞り始めていて、成績が悪い薬剤師は採用しない

この流れが、じわじわと中途採用にも来ています。なぜそんなこと分かるかというと、これでも薬剤師の採用を担当してますから、動向はチェックしてるのです。

 

薬剤師が飽和していく未来に対し、すこしでも質を高めて需要の高い人材となるため、ぜひ日々の勉強に役立ててください(و`ω´)و

薬業界の勉強_おすすめサイト(TOP用)